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難問3 被災地で住宅を迅速に復旧させたい!

大地震、津波、洪水などで家屋の損壊が発生。迅速に仮設住宅を建てて被災者支援ができないか?

解決策

2024年1月1日に石川県能登地方を震源とした能登半島地震が発生しました。2024年12月現在、死者が489人(うち災害関連死261人)、全壊家屋は6,445棟に達しました。こうした災害時に、現場で応急仮設住宅を建設するには、圏外から被災地に大工さんが集まり、建材を搬入し、着工、完成に至るまで一般的に2カ月以上の日数を要します。

エーステックは、2018年の北海道胆振東部地震を契機に、災害時の仮設住宅を迅速に供給できるムービングハウス「スマートモデューロ」に着目。一般社団法人日本ムービングハウス協会の会員となりました。

スマートモデューロは、北海道千歳市の建設会社アーキビジョン21様が開発した次世代型の移動式木造建築物で、海上コンテナ規格と同じサイズのボディに断熱、気密、遮音、耐震性能などを備えており、被災地の仮設住宅をはじめ、従業員宿舎、カフェ、医療用隔離施設など、さまざまな用途の建物を最短で2週間というスピードで現場に納品できます。

エーステックは、2024年、輪島市などの被災現場にムービングハウス「スマートモデューロ」を約40ユニット納品しました。被災地以外にも北海道白老町の「ウポポイ」に休憩施設、月形町の農業体験施設など、年間で約45ユニットほどを製造し、専用のトレーラーで現地に運搬して納品させていただきました。ご注文いただく際に用途をお聞きし、その用途を踏まえたカスタマイズも行いながら自社工場で生産して納品しています。

ムービングハウス協会の公式サイトはこちらを参照ください https://movinghouse.or.jp/